ミニチュアボトルコレクション 4

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古者 新規参入

これは、新たに参入したミニチュアボトル達だ。

以前にも記述したが基本、酒屋で購入したものでオークションなどで手に入れた二次媒体のものではない。 まだ、探せばあるものだと正直、驚いている。

 

最初の店では、ジャックダニエルを購入、これは既に所有しているが、酒屋でミニチュアボトルを見つけるとつい、うれしくて買ってしまうのだ。

その次は、空振り。

その次は、店の奥からいらっしゃ~いと優しいおじいさんと思しき店主殿だ。

びっくりした。 角の新品が3つもある。他にもいくつもあって、皆160円だからね~と優しく声をかけてくれた。なんてうれしいか。。

うれしさの半分以上は、店主のやさしい受け答えだ。以前にも記述したがミニチュアボトルありますか?と聞くと半分の店主が眉をしかめて”無いね”とまるで厄介ものを追い払うように言うのである。 以前田舎の酒屋らしきところでなどでは、そんなものはない、我儘なんか言うんじゃない!となぜか怒鳴られたこともある。なんで怒るのかさっぱりわからない。。

4件目に行く途中、スゴイ店を発見した。その酒屋はGoogleマップに記述がない。

店を覗くとホコリを沢山被ったウヰスキー達がずらりと並んでいる。そのホコリたるもの尋常ではなかった。 しかし、私が店に入るとそこの店主はいらっしゃい~と普通の挨拶をしてきた。それも掃除をするフリをしながら、いや、あなた普段掃除なんかしていないでしょう?   気を取り直して、

ミニチュアボトルありますか?と聞くと、あ~ここにね~ え~と、と指さしてくれたのは、入口際にあるガラスのショーケースだった。ショーケースは子供の頃によく見たおもちゃ屋にあるようなショーケースでその中にこれまたたっぷりホコリに塗れたミニチュアボトル達がずらりと並んでいた。 リザーブの黒、ダルマ、それらが30本はあろうか? その中になんと純の角3つ、HEAMES オレンジビター10本程度(どれも状態よろしい)、そしてTOMATIN The pot still が2本、他焼酎らしき空瓶。。

素晴らしい、まるで生きた化石?でも見つけたような感激です。 その中からキレイそうなものをいくつか取り出し、購入。 全部で800円。。 The pot stillは減っているからとタダでくれた。

ここでやめておけばよかったのだが5件目には例のパターンだ。

その店の店内はやはり寂れていた。商品もほとんどない。

でも、勇気をだして ミニチュアボトルありますか?と聞くと、

怪訝そうな顔がさらに加速し そんなものは無い! と近所の悪ガキを追い払うようにオジサンに向かってオバーサンは怒鳴りつけたのであった。

あ~、後味が悪い。なんでかな? でもパターンとして怒り出したり、すごくイヤそうにする店は、ほとんどが商品などなく、ラベルも色あせたものばかりで、もはや物を売ろうとする姿勢を微塵も感じない点が共通している。まず、向こうからいらっしゃなどという言葉は出てこないのです。もしかしたらすでに酒屋業はやめてしまっているかもしれない、だから触れては欲しくないところに突っ込んで欲しくないのかもしれない、店は開いているのでなく、ただその人の御宅の通用門でしかないのかも。

と今は、そのように考えている。

でも、総合的に鑑みてもミニチュアボトル探しは楽しいものだ。