ミニチュアボトルコレクション 3
コレクションなどというタイトルをつけているが、私など到底及ばない本当のコレクターも多いだろう、でも、いいの勝手なものですから。
通勤途中にトイレットペーパーとペットボトル入りの焼酎が店先においてある何屋だかわからない、営業しているかもわからない店がある。中へ入ってみるとホコリにまみれて陳列されたウヰスキーが沢山あった。かなり年期が入っているようだ。そんな店の入口側のレジの脇にこれはあった。ミニチュアボトルは大抵レジの近くにあるものだ。
そう、スーパーでお母さんがレジに並んでいるときに子供がそっとカゴにお菓子を入れらるような、そんな配置だ。
すかざず、レジにこれらを出すと、店の婦人は困っていた。そう、これには値札がなかったのだ。 こういうケースはよくある。そもそもミニチュアボトルは試供品とかオマケ的な扱いのものがあり、売り物でない場合がある。 どうやらこれもそれのようだ。売れません! ときっぱり言われてしまったが、ちょっとお願いしたら、それなら主人に聞いてみると言ってくれた。
翌日、また、その店を訪れた。そして聞いてみたが、その婦人はそんなことすっかりわすれていたらしく、 あっ~とそっけないが、今日は店の主人がいたようで、となりの主人に婦人は聞いていた。 主人が、あ~、うーん、〇00円でいいよ。
はい!、いただきます。
と、ミニチュアボトルを買う場合、1日ではこと足りないことも多々あるのでちょっとした努力が必要な時が多い。