道草は続く。。

和ろうそくを楽しむのは夜、就寝前が多い。。。。なんとなく落ち着く雰囲気が眠気をさそうような気がするからだ。。。

和ろうそくのゆらぎは今までみたろうそくとはまったく違う、話に聞いたとおりだ。。

そのともしびは不変的で15cmほどのろうそくに対し炎が時に10cmくらいになる。。そうかと思えば3cmくらいになる、そして0.5秒間隔くらいで瞬きするように炎が踊るときもある。。。見てて飽きない。。また、普通のろそくに比べれば遥かに明るいのも事実だ。。。江戸時代ろうそくは高級品であっただろうか?ちょっとよくて行燈か?庶民にはあまり使われてなかったかもしれないがもし、これが吉原のある一部屋にでも燈っていたなら十分艶めかしいかっただろうと想像してしまう。。。。。前記事のとおり、いやしのつもりがすぐにいやらしい方向へ気がそれるのは、この燈火のせいでもある。うふふ。。(言い訳ですが半分ほんと?)

で、癒し効果をもとめるのにろうそくの炎が裸の状態であるのはちょっと落ち着けない。。。もし、倒れて火事にでもなったらと。。。あれから色々考えてはいるが和ろうそくの炎をガードするイメージが全然わかない。。。真鍮でつくるか?いや、真鍮って洋物な感じする。。じゃ、銅がいいか?でもどんなカタチでカバーすればいいか・・・・・全然イメージがわかない。。。よくわからないままハンドルはホームセンターを目指していた。。。資材館の一画にこんなものがあった↓

こ、これ、お稲荷さん。。。この中にろうそくを入れる。。安全性はグンとあがりそうだ。。でも。。。これか、これを家の中に置くのか?それ、いいのか?何か宿りそうで怖いぞ、、、落ち着け。。。。。ふと横をみると石灯篭が置いてある。。あ、これもいい。。。でも、、それ、それを部屋に置くのか??それでいいのか?、連れ込み旅館(古い!)か間違った知識をもった外国の人の部屋みたいになりそうだ。。。。。。うーん、確かに石ならずっしり感があって安心できそうだ。いい案が浮かばないまま10cm×20cm、厚さ2cmほどの御影石のはんぺん板を数枚購入していた。。。1枚200円。。。。。それがこれだ。。↓

その石で和ろうそく用のカバー?いやジャンル的にミニ和暖炉?という新ジャンルか?ろうそくを取り囲むように石を配置し、この状態で御影石は接着してある。接着は念押しで耐熱シーラーで固定。。ろうそく台が倒れないようにしてあるのでかなり安心感が増した。。でもこれでも上の部分がカバーされていないので何かが落ちてきたら危険だ。。とも思う。。ためしに屋根的なものをイメージしてみたのだが部屋の中に屋根のあるものを設置するとどうしても神ががりめいてしまうのはなぜだろう?仏壇とか、神棚などのせいかな?。。と、いうことでとりあえずこのまま。。何かいい案があったら進めるとしよう。。

このミニ和暖炉(勝手に造語)、なんかいけそう、、薪ストーブとか憧れているけどとてもできそうでない、ランプもいいけど灯油はどうも苦手。。。でも炎を楽しみたい。そんな欲求をほんのちょぴり満たしてくれそうだ。

先週購入したお香とセットでこれまで購入したものをならべるとこんな感じでミニミニ和みセットがここに誕生↓

みため墓石??なんかチーンって音が聞こえてきそうですがこれはおがみますが拝むものではありません。下の御影石は以前から放置してあったのを土から掘り起して?洗いました。その上にメインのミニ和暖炉。左にミニ盆栽をはじめようと買ったあまりの器、その器に先週購入したお香2種類、香炉、香炉の灰を捨てる灰皿。右にヒノキの板、その板の上に豆盆栽のヒメユキノシタ、ヒノキの板は香りが良いがすぐになくなってしまうのでヒノキオイルも準備、オイルはユーカリもある。。そのうしろにミニ盆栽の器に入ったなぜかヤマネのぬいぐるみ(笑)、そしてバラ。。。火の元にちょっとだけど水を配置しておくと安心か?。。(バラが枯れたら燃えて危ないともいえる。。)  ちょっといけない方向へ進んでいる感じだ。。。けれども、わりと気にいっている。。。こんなことをしているとふと、小学生のころに作った1/48田宮模型の戦車ジオラマを思い出す。。1m四方のベニヤ板に粘土でつくった戦場。。おがくずを緑色に塗り草にみたて、拾った枝を配置し林とし、そこに戦車を配置、歩兵を戦車の後ろへ数人。。進む道の両脇には敵にやられた戦車っぽくみせるためにキャタピラをバラし、砲台をろうそくで溶かしてへこませた。。

あ、そうそう、間に合わせでこんなもの作った。↓

なんですかこれ?、これ、実はろうそく消しです。ろうそくカバーになるものが何かないかなとネットで調べていたら、ろうそく消しなるものが売っているではないか!、それは鉛筆のキャップのようなものに細い棒でおしゃれ?にくくられているものだった。値段はそれほど高くない。でも例によって安いものほどネットで買うのはバカバカしい(送料。。)。。。針金で似たようなカタチのものを作ってみた。これは空気を遮断するタイプではないので完全ではないがそれでも芯の温度を一瞬にして下げることができるので吹き消すより芯にやさしい。。これは作ったミニ和暖炉の横にひっかけある。これをちょいとつまんでろうそくの火を消すのだ。かすかな煙が鼻をくすぐり間に合わせとしてはまぁ、よろしい。。。