吉良上野介は上州群馬生まれ!?

上州藤岡白石地区にお住まいの方はご存じだろうが、私はこの年になるまでまったく知らなかった。もしかして上野介って上野(群馬のこと)から来てるの??         と、なんのことだと思うでしょう。。。ちょっとそこまで行ってみましょうか。

駅には、鉢の木のことが書いてあります。

もちろん渡し船のとこや船木のことも。。

 

え~っと、先週も来た、この佐野の渡し駅から上信電鉄に乗ってみましょう。 以前、吉井駅から乗ったことがあるのですが、無人駅から乗って無人駅で降りるのです。料金どうやって払うの?って思ったら。。。。

乗り込むときは、バスと同じです。2両編成の電車ですが、前方の1ヶ所の扉だけが空きます。そこに整理券発券機があるので乗り込むときに整理券をとります。           で、無人駅に到着前に車内アナウンスがあって降りる人は料金所の前にきてくださいって言われます。で、電車が止まると、さっきまで運転していた運転手がささっと出てきて降りる人から直接手で、料金を受け取るといったシステムです。             し、知らなかった。。。普段、車で通勤したり、出かけたりするので特にこのようなローカルの公共交通機関は使わない。この折り畳み自転車を乗るようなってからいろんなこと経験してます。(なんでもないことなのに50過ぎて初めて知り、体験する気持ちはなんとも不思議発見したみたいで面白いのです。。。)

ちなみにこの上信電鉄は、指定の時間だけ自転車そのまんまで乗車して良いのです。しかも自転車料金は無料です。。。。でも、、今日、実際に乗りこんでみたけど、席には以外にいっぱいで、こんな状態で自転車乗り込ませるのはちょっと気が引けます。。。それにちょっとみた感じだと自転車を止めるような工夫はされていないので結構揺れるこの電車で自転車を抑えて乗るの意外とツライかも。。。ブロンプトンはちっこくたためるのでなんら問題ないですけど。。。あ、けどあれね、JRだと自転車折り畳んでも全部カバーで覆われた状態にしないといけないのですが、この上信電鉄は、カバーなんかしなくてチャチャットたためて乗り込めるし、しかも無人駅だと歩行距離が少なくてとても楽ちんだった。。。

西山名駅というところで降りました。こんな感じで人がいませんが、意外に自転車が沢山置いておりましたので、通勤、通学のときは混むのでしょう。。。

ここからひっこら自転車で国道254へ行きます。突き当ったら、富岡方面へ。。。。 そしてよーくみないとわからない標識を発見し、そこを右に曲がります。

て、ここがその目的地。

この場所に、書いてあることを極めて簡単に書くと。。。。

吉良家の陣屋がここにあった。上野介の母君が、伊香保温泉に行った帰りに産気づいて、この井戸の水を産湯で使った、その時生まれたのが上野介だと。。。。

へぇ~、そうなんだ~。へぇ~。。。。

で、おもしろいのがこの看板の最後の方にこう書いてあった。

”当地では、領主吉良上野介を適役とする忠臣蔵は禁物とされた”

ほう、ご当地愛とはすごいものです。忠臣蔵が演目とされたのはだいぶ後になってのことでしょう、それでも癒えないのね。。。。。今でも忠臣蔵なんか見ない!とか、こっそり見てたとかしてたりして。。。。

お勉強したところで、このまま吉井へ向かいます。吉井は吉井藩があったところです。そういったゆかりのものもわずかですが残されています。

当時、ここにあった陣屋の表門だそうです。みた感じは、当時の雰囲気を残しているようにはみえませんが、本物だということです。(実際はだいぶ新しくされているようです。)

ここのすぐ裏にひっそりと吉井郷土資料館がありました。よーくみてもわからないくらいに。。。なんと無料だったので入ってみました。                  ちょうど刀剣展をやってました。 結構見応えがありましたね。これで無料はもったいないくらい。。。

模造刀でしょうけど、もってみよう!のコーナーがありましたので十手や剣、刀を持ってみました。

ちなみに、ここの書いてあったのですが太刀は刃を下にして腰に紐でつるし、刀は刃を上にして腰に差すと。。あ、そうかも、日本武尊と武士では差し方が違うかも(そういうことでなくて??)。。ちなみに、脇差も短刀も刃を上にするって。。。

う~ん、持ってみるといずれもズッシリ。。。。ちょうど昨日、テレビでるろうに剣心やってましたので気分はその感じです。。。館内は狭いし、振り回すことなんてできませんが、良い体験でした。 刀をさやから抜くとき、収めるときの瞬間がたまりませんわ。。。                                       やや、この感覚はなんだろう、こういったものを持って立つとなんていうかキリッとするというか背筋がビシっとする感じになります。 サーベルや刀を立てて軍人がキリッと立っている写真をよく見ますが、なんかそんな感じ、う~ん、強くなったような錯覚?それが武器というものの持つ魔の力なのでしょうか。。。

甲冑も展示されてます。

私、この中で一番気になったのがこれ↓

本物の千両箱です。意外に小さいな~、時代劇でみるのと違うぞ、あれだと多分、二千両箱だよ。 あ~、それにしてもこれ、黒い衣装にほっかぶりして、肩で担ぎたいです。 今日の渋谷はハロウインで賑わっているようですが、これはいないでしょう(笑)

このあと甘楽というところに江戸の風情っぽい町並みがあって水戸黄門などの時代劇に使われた場所があるのでそこに行こうと思いましたが、今日はもう、これで十分精神的にお腹がいっぱいです。 また今度にしますわ。。。富岡までぐるっと回って、帰宅となりました。。。