教科書に載ってないグリスUPポイント

学生の頃、外車は高嶺の花でした。外車を乗ることが男のステータスみたいなところがちょっとありました。当時は中古外車屋さんがいっぱいあったな~、時代を物語っていますね~。(今思うとかなりむちゃくちゃなお店が多かったような。。。。) そんな学生のとき、友達が中古の黄色いゴルフⅠを乗ってきました。当然のごとく友人同士でかわるがわる運転しながら近くの山道を。。。4人いたっけな? いよいよ小生の順番だ~、発進のたびにアクセル全開!そんなことを数回やっていたら突然アクセルがなんの反応もしなくなった、アクセルがスカスカです。”ヤバイ!、アクセルが反応しない!壊しちゃったヨ!”出先途中、しかも友達が借りてきた外車!小生と借りてきた友人はもちろん4人ともどもが楽しい、愉快な気分が一気にテンションダウン。。 おい、どーするJAF呼ぶのか?、4人で押してスタンド行くのか?じょーだんじゃねーぞ、おい!!。うわ、うわ、~。。 と、とにかく見てみよう。 ボンネット開けて、おいアクセル動かしてみろよ! わかった、やるよ! と。。。。。 あれ?エンジンの横でアクセルの動きとともに細いワイヤーがヒコヒコ動いています。。”おい!これ、アクセルワイヤーじゃねーか?、切れたんじゃねーのか?””えっ?” うん?あれ?でもよーくみたらアクセルワイヤーが切れたのじゃなくてワイヤーとスロットルをつなぐ金具がとっても貧弱でそれが曲がって外れています。なんだ、これだ。そう、広がってしまったクリップのようになっているところを軽く曲げて元にもどしたらなんなく元の状態となりました。一同ほっ。。。良かったぁ。 (それにしてもアクセルワイヤーが通っている経路も擦れ部分あり そうだし、なによりひんそ。。。) なんてことがありました。小生はアクセルを強く踏みすぎたのです。それが原因です。その時思いました、これが外車なのかも?当時の中古外車はとにかく壊れると評判高かった。もちろん車自信、店側もうりっぱなしって感じの原因もあるかもしれないけれど、もしかしたらその車への接し方にも問題があるんじゃないのかな?などと。。。。今までカローラ乗っても、ブルーバード乗ってもその頃の日本車に乗っている限り小生の雑な運転でもそんなちんぷなトラブルになったことは一度もありませんでしたから、機構だとかどこがどーなっているかなんて考えた事もなかった。。 すごっ、以上、前置き(笑) そんなことがあってかどーかわかりませんが、カルマンを購入してすぐに見たところがアクセルワイヤーとクラッチワイヤーが何処をどーに通っているのか?(友人のワーゲンの話も聞いてましたので。。) あっ、これ、見つけた。 ヤバくなっているところがあった。 それが↓ ワイヤー擦れ なんてことありません、以前にもこのブログでふれたことあります。リアシートの下裏くらいから出ているアクセルワイヤーがミッションケースと擦れてミッションケースにアクセルワイヤーの溝が出来ていました。購入後まもなくこの擦れ部分にグリスを塗りました、以後気が付くたびにここにもグリスを塗ってます。購入後からアクセルワイヤーを交換したことは今のところありませんが、ここに気が付かなければとうにアクセルワイヤーは切れていたかも。。。。 なんで、ここでアクセルワイヤーが擦れてしまっているのかわかりません。今はもう、しっかり溝ができてしまって特に問題なさそうなのでそのままです。 ゴルフⅠで経験したアクセルが反応しなくなったときのあの絶望感?、アクセルワイヤーが擦れているという事実、そして車としてはおじいちゃんのカルマン。。。この三つがカルマンを運転するときは”強く&急はやってはいけない”と心にブレーキをかけさせて結果的に安全運転にもつながっているかも?なんて思ってたりしてます。