くもりが好きになるとき
冬のどんよりとした曇り空を好きな人は少ないかな。
私もあまり好きではない。
でも、ときどき好きなときがある。
こんな時。
そう、ラジヲメーターがゆっくりまわるの。
このラジヲメーター、実はあまり直射日光が好きじゃない。
ものすごい勢いで回るから。そして時にはガラスが破損
することもあるらしい。
静かに、音もなしにゆっくりまわるこれを見ていると
妙に落ち着く。
せかせか回るのは忙しいからイヤだ。
enya 049
ちょっと前になるが、オークションで
未使用のenya06(RC)と 汚い enya049(RC)を落札した。
未使用06の方は7000円ちょっと、汚い 049は3000円ちょっとだった
と思う。
昨今、未使用となると1万円以上の値で取引されている。
2、3年前までは、そんなことなかったんだけど、誰かが高額な値段で買ってしまうとそれ以後、相場が上がってくるという感じて仕込まれた感が強くなるけど、それでも手に入れたいという人は今でも沢山いるのです。
さて、私の汚い 049ですが、あまりにも汚かったのでしばらく灯油に漬けておきました。そのあとシンナーにも漬けておきました。いずれにしてもあまりキレイにならず、仕方ないので本日、洗剤を入れた鍋で煮てからJOYを付けて歯ブラシでゴシゴシ。。。
あ、洗浄前の写真がない! 残念! 洗浄後、満足いく感じになった。
か、カワイイ。。。049ちゃん。
またもやサワダ模型店のショウウインドウを思い出す。
エンヤ049、06は、COX049などと共に下の棚に置いてあって、新品で2000~3000円くらいだったと思う。
その中で私は06(UC)を購入し、2chでラジコン飛行機を飛ばしていた。
今に思うと末恐ろしい。信頼性の低い27Mhzのプロポの2chで手から放したら最後、燃料が終わるまで飛ばさねばならないなんて。。。
06との思い出は深い。06で初めて燃料が切れるまで飛行をすることができたから。
発砲スチロールにフィルム貼り+ハリボテボデーに既に墜落して壊れてしまったクルセーダーの尾翼を取り付けた機体だった。
燃料が切れて、途端にきりもみして落ちるように着陸?してしまったけれど、上空で燃料が終わって静かになった瞬間に居合わせた友達2人がヤッター!って手をあげて喜んでくれたのを鮮明に覚えている。
以来、幾度となく手から放したら最後の飛行を楽しんできた。
スロット付のRCエンジンというのは、なんとも贅沢で私としては憧れのエンジンであった。でも。。
後半、4chのプロポでスロット付のエンジン飛行機をなんどか飛ばしたが、何か物足らない気がしてような気がする。
スロットがあると止めたいときにいつでもやめられるという安心さを手に入れてのだけれども、その反面、スリルが半減したような気がしたものだ。
あの緊張感。途中でやめられない、手から放したら最後、あの一か八かみたいな感覚に慣れてしまった私には。。。。
そんな思いれのあったはずの06エンジン。 今思えばもったいない。
散々使いまわしてスカスカになりバッチくなったので捨ててしまった。
あれから45年以上?過ぎてまた豆エンジンに魅了されている。
これで COX Teedee01、02、 Peewee02、049、
そしてenya049、06が揃ったのだ。
過ぎ去りし日々の回想
フランスベーカリーのバゲットはやはりおいしいですね。
何もたさず、何もひかず? そのままでイケるのです。
手でちぎる時のパリパリ、、口に含んだときのパリモチ。
そしてフィニッシュは麦の薫り。
さて、そこからひた進み、吉村順三さんの別荘を右手に眺めながらさらに進むと
軽井沢 YHS 。そう、かつて貧乏学生、旅行者に重宝されたユースホステルがあったのです。 今も建物だけ綺麗な廃墟?として残っていますが、1991年に閉館されたそうです。1泊 1500円!だったとか。
そこをさらに進みます。右手には小川が流れ、到底人はいないだろうと思われるあたりにひっそりと豪華な別荘が佇んでいるあたりが流石、軽井沢です。
しばらくいくと会えるのです。
正宗白鳥氏に。
花そうび
花のいのちは
いく年ぞ
時過ぎてたづぬれば
花はなく
あるはただ
いばらのみ
Beautiful roses, how long would you live?
Coming here again after a long time,
I see no flowers but only thorns.
英語の方がわかりやすいですね。
でも英語から感じる哀愁はなにか直接的で趣にかけているように思えるのは私が英語を知らないからでしょうか?
今は、廃墟となった軽井沢ユースホステルとこの詩がかさなる気がするのは、意図的なものなのでしょうか。
高崎 モルトウヰスキー TUKASA VINTAGE
高崎にフレッセイというスーパーがある。
そこにこのフレッセイにしかないといわれるモルトウヰスキーがある。
その名は、 TUKASA VINTEGE WHISKY。
そう、高崎の合成酒などつくるメーカーが卸しているウヰスキーである。
ゴールドカップの2代目とでもいうのかな。
それがこれ。
実は、つい先日、家の飲み用(といってももう1年Barへ
イケてませんー涙)にと思って方々をみていたところ、あれ?見たことがあるような瓶に入ったモノがあるではないか? ふとみたらなんと美峰酒類の製造であった。
ちなみに製造といっても蒸留所があるわけではない。
ラベルにはこう記述してある。
以来14年間、高崎本社工場タンクで眠っていた
ウイスキーを詰めました。”
と、そう、樽でもない、タンクに入っていただけ。
ゴールカップと同じく確かに古酒にあるような舌にまとわりつくようなヌルヌル感がある。
どなたかのブログ記述にフィニッシュの乏しさがあるとあったがまさにその通りかも知れない。でも、ゴールドカップと違ってちょっとウッディ―さが感じられる。
そして、最初は、物足りないかな?と思っていてもストレートでこれを嗜みながら鼻で息をして口と鼻に風味を拡散させ脳内で倍増させるのだ!
そう、ゴールドカップと同じで家飲みにはこれでいいのだ!
普段から、マッカランやらアードベックなどいただいてはイケない。ちょっと足らないくらいが家飲みには最適!第一モルトなのにこれも1800円。これは素晴らしい選択の理由である。
さらに! これの生まれは紛れもなくスコットランド産だということだ。
なにも足さない、何もひかない、って感じの。
さて、そうなると、これはどこの蒸留所のウイスキーなのか気になりませんか?
なんと美峰酒類様に直接、どこの蒸留所のものなのかダメもとで問い合わせてみました。
そしたら、なんと、なんと。。。
”古くて記録が残っていなくわかりません”
というお返事。
あお、おー、そんな事ってあるものなのか???
いやいや違う、このモルトの意味を呈しているのだ!
明確な答えがないからこそ、このウヰスキーの価値が生まれる。
よしんば本当は知っていたとしても正しい回答であると私は思う。
さあ、これを飲んで当ててみよう! どこの蒸留所のウイスキーなのかを!
思いを巡らし、舌と鼻を敏感にさせてromanを感じるのだ。
いつかまたBarに気軽に行けるようになったとき、
マスターに聞いてみよう。わからないだけじゃつまらんぞ。
MINORITY
まるで自分が第一発見者のような気持ちなって、応援している。とやかくこの人、この人達を応援してあげたいという気持ちに駆られひそかに登録したり、時折コメントなぞをしていたりする。 そういった人は少なくなく、何か同じ好のひたしみさえわいてくることもある。 そうこうしているうちにその的である彼らはやがて人気に興じてグッズ販売などをいつの間にか試みていたり、本を出版したりして驚かさせることがある。
そして、その瞬間にもう、対象ではなく、過去の人達となることが多々ある。
もちろん、それはそれでいい。 あのビートルズでさえも失神するほど興じた当初のファンはメジャーになったビートルズには見向きもしなくなり過去の人となった人も多かったそうだ。。わかる。
もちろん、一般的には誰もが疑うことなく有名であることは間違いないのだけれど。
実は、Youtubeの話
先日までひそかに応援していたいたのに、急に商売っけを出してしまったので見ているこちらは、なんだそうだったのかと白けてしまうのです。
ダメですね。 もともと日本人は判官贔屓する人種だとなにかで見聞きしたようだけれど、そんな様な気持ち、うーん、なんていうか、MINORITYか、そんなこともあるのかも知れないな。
ひねくれているのかな。
MINORITY
まるで自分が第一発見者のような気持ちなって、応援している。とやかくこの人、この人達を応援してあげたいという気持ちに駆られひそかに登録したり、時折コメントなぞをしていたりする。 そういった人は少なくなく、何か同じ好のひたしみさえわいてくることもある。 そうこうしているうちにその的である彼らはやがて人気に興じてグッズ販売などをいつの間にか試みていたり、本を出版したりして驚かさせることがある。
そして、その瞬間にもう、対象ではなく、過去の人達となることが多々ある。
もちろん、それはそれでいい。 あのビートルズでさえも失神するほど興じた当初のファンはメジャーになったビートルズには見向きもしなくなり過去の人となる。
もちろん、一般的には誰もが疑うことなく有名であることは間違いないのだけれど。
実は、Youtubeの話
先日までひそかに応援していたいたのに、急に商売っけを出してしまったので見ているこちらは、なんだそうだったのかと白けてしまうのです。
ダメですね。 もともと日本人は判官贔屓する人種だとなにかで見聞きしたようだけれど、そんな気持ちもあるのかも知れないな。
ひねくれているな。 やっぱり私は。
山崎と白州と後ろ姿
お正月だからいいじゃないか。
秘蔵にしていた白州の栓を開けたのが昨日、
そして山崎を今、開けた。
どちらも美味しい。
そうですね~優等生です。白州はいくぶんクセはあるものの
それでも、本当の悪ではなく、煙草を燻らして悪ぶっているだけだ。
その傍らで勉強をしいる山崎がいる。でも
そのものだ。よくできているのである。そしてどちらも仲良しである。
あー、日本に住んでいて良いなと、思う一瞬でもある。
数年前、ある小規模の宴会で、山崎の12年を出してくれた店があった。
それは、ありがたいといただいたものだが、ウイスキーは、宴会で飲む
ものではないなと、今になってもつくづく思う。
おしゃべりやつまみが、邪魔なのだ。邪魔って言ってたいそうなことではなく
逆に言えばその場にウイスキーが邪魔だったのかも知れない。
焼酎や日本酒にはうまい肴、ワインにはペアリングしたい料理があってしかり。
けれどウヰスキーはひとりぽっちがお似合いだ。それも食後にね。。。
さて、タイトルの後ろ姿とはなんぞや? ってことだけれども、
前述とは、まったく関係ない、先日UPしたルノー4プロトタイプのリアビューの
写真です。
なんともまーぶっきらぼうで、全面、側面のデザインに嗜好を凝らしたせいで力つきてしまい、スパンっと斜め70度にぶったぎったのがそれである。
それでもイチジクみたいな形のサイドマーカー、呼び鈴のような形のリアランプらしきものが、それを補うようにチョコンと据えられてなんとか体裁を保とうとしている。
そう、宴会に似合わない、ひとりぼっちがお似合いのウイスキーのように。
でも、キライじゃないよ、それも、これも。