山崎と白州と後ろ姿
お正月だからいいじゃないか。
秘蔵にしていた白州の栓を開けたのが昨日、
そして山崎を今、開けた。
どちらも美味しい。
そうですね~優等生です。白州はいくぶんクセはあるものの
それでも、本当の悪ではなく、煙草を燻らして悪ぶっているだけだ。
その傍らで勉強をしいる山崎がいる。でも
そのものだ。よくできているのである。そしてどちらも仲良しである。
あー、日本に住んでいて良いなと、思う一瞬でもある。
数年前、ある小規模の宴会で、山崎の12年を出してくれた店があった。
それは、ありがたいといただいたものだが、ウイスキーは、宴会で飲む
ものではないなと、今になってもつくづく思う。
おしゃべりやつまみが、邪魔なのだ。邪魔って言ってたいそうなことではなく
逆に言えばその場にウイスキーが邪魔だったのかも知れない。
焼酎や日本酒にはうまい肴、ワインにはペアリングしたい料理があってしかり。
けれどウヰスキーはひとりぽっちがお似合いだ。それも食後にね。。。
さて、タイトルの後ろ姿とはなんぞや? ってことだけれども、
前述とは、まったく関係ない、先日UPしたルノー4プロトタイプのリアビューの
写真です。
なんともまーぶっきらぼうで、全面、側面のデザインに嗜好を凝らしたせいで力つきてしまい、スパンっと斜め70度にぶったぎったのがそれである。
それでもイチジクみたいな形のサイドマーカー、呼び鈴のような形のリアランプらしきものが、それを補うようにチョコンと据えられてなんとか体裁を保とうとしている。
そう、宴会に似合わない、ひとりぼっちがお似合いのウイスキーのように。
でも、キライじゃないよ、それも、これも。