Downsizing&gimmick

ダウンサイジングという言葉が使われたのはもう過去のことか。                 しかし、言い回しを違えど、小さくなることに対して努力を惜しまない方は多いだろう。       小さいって素敵、そしてなによりカワイイ、それに魅了される、なおかつ癒されるのだ。

小学生の頃、タミヤ模型の1/48スケールの戦車シリーズをいくつか作ったことがある。その上のサイズの1/35というのがあったと思うが、それにはなぜか興味がなかった。1/48シリーズの小ささということもあるけどその精工さが小学生ながら私のギミックハート?を魅了したのだ。 ボディーは接着せずに外れる構造になっており、戦車の内部構造がしっかりと作り込まれている。操縦席、ミッション、や大砲の弾丸なども配置されている。 そう、ただ小さいだけでなくそこに作り手の粋なはからいが仕込まれているからだった。 トミカのミニカーも意味もなくドアやボンネットが開く構造になっているものに強く興味を感じたものだった。ドアを閉じてながめて、全部開け放ってまた眺めて、なんだろう、面白い。。。  以来、苦節45年?今朝もDownsizing&gimmickを堪能させてもらった。なんのことやらわからないだろうけど時代の進歩とともに楽しい世界が広くなっていると感じたのだ。小さくなること、それは素晴らしい!小さくなることで世界が広くなる、当然の理論ではあるがそれを堪能、実感できる人は実はあまりいないのかも知れない。せめて趣味の世界ではそれを思うぞんぶん突き詰めたらおもいしろいことこの上ないと思い、間違いなかろうと思うのです。                もし、ドラえもんの道具を実現できるとしたら何がいいですか?と神様に言われたら、どこでもドアもいい、タケコプターもいい、でもスモールライトが一番欲しい。      前者2つは自分が楽しいだけだけど、もし、スモールライトがあったなら、全世界のすべてのものを小さくできたら今も加速度的に高まる世界の人口とそれにともなう食料不足、戦争云々、、全世界の人間が小さくなったらどんなにいいことか。。。。ちょっと話が大きくでてしまったけど、そんな空想もさることながら、ご多分に漏れず、私を今、魅了するのは小さくなること、そして小さいだけでなくそこにおもしろい仕掛けがあること。 それに気が付いたのはここ数年。でも考えてみればそれは小学生の頃からもっていたのだったと今日改めて感じた次第だった。