シルバーについて(それは銀ではない いぶし銀だ!)

シルバーというとシニアという表現、それは頭髪からくるイメージだろうか。

最近、このシルバーが素晴らしいのです。

実は私、シルバー色の車に魅力をまったく感じてませんでした。

第一、つまらない。なにがツマラナイかというと洗車してもしなくてもあまり

変わらないし、旧車にはソリッドカラー、アースカラーというイメージがある。

ところが先日、近県でシルバー色のルノーキャトルを見たら考えがまったく

変わってしまった。

そう、それはGTLだったからさほど古いものでもない”たった30年落ち”程度。

ルノーキャトルGTLは、その内装と外観から男の車というよりも、どうも

ご婦人が乗る車のイメージが強い。そのせいか、価格としても比較的リーズナブル

なものが多いのかな?

と・こ・ろ・が、だ。 シルバー色のルノーキャトルGTLを見たときに思わず

見入ってしまった。 30年という月日がシルバーを単なる銀色からいぶし銀に

変貌させていたのだ。 なんて美しいのだろう。

これはロックだった。 そう、カッコイイのです。  アースカラールノーキャトル

は、どうもカワイイイメージがあるが、いぶし銀のルノーキャトルは違う。

以来、キャトルに限らずシルバー色の車がどうも気になる。

シルバーは洗車しても栄えないが、反面、洗車しなくても、いや、寧ろ古めの車なら

洗車などしない方が素適です、そこに多少のボディーの凹みとかあるなら最高だ!

旧車なのになんでもかんでもピカピカでちょっとのキズにもカナシイ顔をするような

ツライ日々とはさよならしよう。