世界身近発見

世界、身近発見にようこそ。  と、最近やけに近場をうろうろしていますが、よくわからないですが何度も近くまでいっていてるくせに実は行ったことがないところが多々ありまして、そんなところが妙に気になっています。先月は、榛名神社をこのブログで紹介しましたが、今回は碓氷方面ちょこちょこです。  (実は、あまりの暑さに耐えきれず涼をもとめて小トリップ)。。先日CMであの吉永さゆりさんがアプトの道を歩いているのを見ました。それと先日出張したときも今は群馬を宣伝している期間と知って、なんかやられた~というような妙な気持ちになったので行ってみることにしました。

まず、国道18号を長野方面へ向かいます。そのまま旧碓氷峠へ行けばご存知めがね橋です。でも、その前に寄り道。。。以前から気になっていた霧積温泉へと向かいます。(旧碓氷峠に上る手前のとっても怪しい道を行きます) こんな秘境なのに明治時代は避暑地として栄たらしい。。与謝野明子とか勝海舟とか伊藤博文が湯治にきたらしいですが。。。今は二軒の宿があるのみ、きりずみ館と金湯館です。(この二軒ご兄弟で営んでいるとか。。)  碓氷峠を外れ、舗装はされているが寂しい道を数キロいくとまず、きりずみ館に行きつく、その先に金湯館があるが、そこは一般のひとは歩いてのみしか行くことができない。(途中でTELすると林業専用道路を通って宿の方が迎えにきてくれる) 小生は、泊まるわけでもないのできりずみ館から歩いてみた。(その坂の名前はほいほい坂という) 1km、20分程度。。そこはほぼ登山道。。歩いている最中はすごい秘境!こんな山奥にホントに宿があるのか??と期待が膨らむが、たどりつく先には先述のとおり林業専用道路があってちょっと、あれ?と思う。。。 ま、それでも十分山奥。。そこにある。

あ~、いい感じですね。。この時は知らなかったが日帰り入浴もできるようです。聞いてみようかと思ったのですが声をかけても返事なし?、いいや~と思ってそのまま来た道を戻った。どんな宿?どんなところ?と実物をみてみたかっただけなので十分満足。。。。でも。。きりずみ館に着いてからやっぱ心残りででご主人らしい人に聞いてみたらきりずみ館でも日帰り入浴できるというので折角なので。。(800円だった。。。。う~ん)

男性の方は、奥の岩風呂と。。。ちょっと残念(狙いはここではなかったのでがっかり。。ポスターになっているくらい有名な六角形屋根の風呂があるのでがそこではなかった。。。)午前11:30分、こんな時間だからか誰もおりません。。。 お湯はなめらか。。温度は低めかな?  霧積は森村誠一さんで有名ですよね、人間の証明で。。(映画放映後当時はすごい人が来てとても大変だったと宿にあった本の記事で読みました)

さて、霧積を離れめがね橋へ。。 (今は碓氷第三橋梁という)レンガが200万個以上も使われ、明治時代にわずか2年で作られた高さ31メートルもある立派な機関車専用の橋です。なんてすごいのだろう。。。けど、ここは子供のころから何度も何度も通っていて正直なんでもない。。。。でも。。近くにいながらそのすごさにふれていないのは恥ずかしい気がした。。。  鉄道跡は今はアプトの道と称して横川駅から遊歩道が整備されてめがね橋の上も歩いていける。

どうっすか?まーいい感じでしょ?トンネル内はそこそこ涼しいですよ。  ただ、、個人的には整備されすぎてちょっとつまらない・・

これ、めがね橋を上からみたところです、上から見るのは初めてでした。今はきれいな歩道になっていますが、それまではこの上は雑草が生い茂り殺風だったと聞いたことがります、そーゆー時に訪れてみたかったものです。。。橋の上にはボランティアガイドの方もいて、力のいれようが伺えます。。。アプトの道としてこんなにきれいになっているのをみるとどちらかというと旧信越本線の方が気になります。。。

↑めがね橋上からみた旧信越本線です。。。これを通って長野に行ったのが懐かしいです。。。(特急なのにここを登るときはえらくゆっくり、、いかにもという感じですごく情緒があってよかったのですがね~。。)

↑めがね橋上からみた旧国道18号の旧道(今は県道)

↑よくあるめがね橋下からの風景。。。。  これらについては小生がうんちくいわなくてもググってもらえばたくさんの記述があります。。(わっかが3つあるからめがねじゃないのにめがね橋といわれ続けたのね。。)

さて、めがね橋を後にしてそのまま軽井沢へ、、アウトレットは沢山の人がきてますね。小生は興味ほとんどなし。。。ここよりも旧軽銀座方面、別荘地を散歩している方が涼しくていいし、それこそ避暑地って感じで好きです。いつかはここに小生も。。なんて思ったこともないけど。。(絶対無理なので。。)

ってなこと言ってこれよりも先にはいかずそのまま碓氷バイパスで帰る。。。

帰る、そう、今日の本命はこの帰る、ことカエルなのです。

皆さん知っていたでしょうか碓氷バイパス中腹にはこんななのがあるのです。

どーん、

コンクリートで作られたカエルです、高さ2メートル以上ある大きなものです。実は小生この存在に気が付いたのは最近。。。おそらく今までは藪に覆われ見えなかったのでしょう。小生が子供の頃から知っていたのは、このカエル像の反対側にあるこれです。↓

なんだと思います?

近くに行ってみましょう。 藪をかき分けて歩いていきます。

上州とえば、そう、ダルマです。 ドクロとか言われたときもあるようですが違います、昔っからダルマです。このコンクリートダルマ像ですが、当時父から聞いた話では、これはこの碓氷バイパスの建設に携わっていた人たちが最後に余ったコンクリートがあったのでいっちょ作ってみようかと作ったものだ、おもしろいやな~粋なことするよ。とここを通るたびに絶賛していたのを記憶しています。(今から40年くらい前の話。。。碓氷バイパスが開通したのは1971年のようなので結構リアルタイムな話だ) そんなダルマの存在は気が付いていたが、これよりも大きいコンクリートカエルの存在に最近まで気が付かなったのは???である。

ちなみにカエルとダルマの位置関係はこんな感じ。。。カエル越しにダルマが見える。 よくみるとこのカエル像、中が空洞になっていて上に蓋がついて人が入れそうです。それにカエルの首のしたは水道の跡みたいになっています、創作意図が今ひとつ???なところがおもしろいです。それに正直不気味な雰囲気を醸し出しているのもそそられる。。。

最近になって作ったものでしょうかこんな石碑がカエル像のそばにあります。

”みなさまの無事かえるはここにあり、恙なき旅、折り信れや”

と、前回は、後半にケロヨン、今回はコンクリートかえる。。というように実はカエルつながりのであったと無理やりハナシをつなげるのでした。。。。

おそらく、このコンクリート像を作った関係の方でしょうかね。。。