カルマンと添い寝

添い寝、というか小生はカルマンと寝たのです。 そう、もはや小生とカルマンはツガイになったのです。 ま、ま、まさか!そ、そ、そんなこと!とうとう変態も境地にきたか??カルマンのあの流線美が女性のお尻に思えたのか?? いや、すみません、やっぱり添い寝かも。。。 先日、飲み会がありました。 ネットカフェで過ごす手段もあるが夏にあの空間はイヤだ。 インフルエンザも気になるし。。。 でも、代行屋さんで帰宅するのは、やはりもったいない。。。。 4,000円くらいでしょうか?随分安いね、と言われるかも知れませんが小生にとっては安くない。そのお金があれば、オイル交換できるし、パーツも買える!少ないこずかいで旧車と付き合うには努力が必要だ! 立体駐車場にカルマンを頭からつっこんでとめた。 通常は、立体駐車場にとめるときは、出やすいようにリアから入れる。。。あえて逆にしたのは。。。 なぜか?それは快適?な寝場所を確保するため。 そう、カルマンを頭からつっこんで、駐車場の壁と車止めのわずか1m足らずの隙間に寝てしまおうという魂胆だ。カルマンを頭から入れたのは、カルマンのフロントノーズの下部は丸みがあるため、少ない寝床スペースをより広く確保するためだ。 そこそこ飲んだあと、みんなとわかれ、それから街ぶらぶらしたり、コーヒー飲んだり酔いさまし。。眠気を一気にひっぱってからじゃないとあんなところでは眠れません! あーもー眠い、眠い、ここまできたらどんな状況でも眠れそうだ。 駐車場にもどった。。壁の隙間のスペースは思ったよりもキレイで、これならいけそうだとおもいつつもやっぱりイヤになった。。狭いカルマンの車内で頑張ってねようと決意した。。 どれだけがんばったろう、目を閉じることはできても眠るという行為にはやっぱり至らない。。。 あー、仰向けなりたい、足をのばしたい、寝返りがしたい! だめだ、夜風も気もちよすぎる!これを満喫しないのはもったいない!。。小生の最初の決意はいとも簡単に崩れたのであった。。 そこで。。。へ、へ、へ、実は秘密兵器を車内に搭載しているのだ。 それは。。ピクニックシートと寝袋だ!! シートを敷き、寝袋を広げ、そこに寝そべった。。 いったい何時だったのだろう?夜中1?いや2時ごろか・・・・ それでもこんな状況ではやっぱり眠れない。。ふと目をあけるとそこにはカルマンがいた。カルマンのフロントノーズ下部のホーンの穴がぽかんと空いている。まるでおちょぼ口マンボウみたいだ。 ヘッドライトも目に見える。鉄の塊なのにノーズの曲線がいつにもまして生き物っぽい。。ひとり立体駐車場のかたすみでプチホームレスをしている。角ばった車であったらとても絶えられい時間だったかもしれない。。。やがて、目がうつろになってきた。。。眠った。。短い時間のようだったけど。。 やがて、バタン、ブオオオオーンと音がした誰かが車に乗って出かけたようだ。。見つからなくってよかった。立体駐車場の片隅で人が寝そべっていたら死体?かと思われて通報されていたか?? 目がさめるとあたりは、すっかり明るくなっていた。 そそくさと寝袋を片付け、帰宅した。朝の風がやけに気持ちよく、眠いくせして、なぜかあんなに気持ちのいい風は久しぶりだった。 車外で冬はムリだな。。これからは、工夫してカルマンの車内で眠ってやる!(なんともつまらん決意です) それにしてもこーゆーとき、例え軽自動車でもすっごく羨ましかった。。