緑茶ってスゴイ

昨日、図書館に行って藤田嗣治の画集を見てきた。

今更だが氏の随筆 腕(ブラ)一本 を読んでいるからだ。

なんだかフランスかぶれしていきそうな気がする。。

ま、それはそれとて。。。。

今朝になって咽喉が痛い。。。

明らかに図書館に行ったせいだ。。マスクはしていたけどそれに及ばず。。

今朝、朝食を済ましてからその本を読んでいると、急に緑茶が飲みたくなった。

体が欲しているのだと感じた。

実は、ちょっと前から緑茶にハマっている。

それは、ある店で本物?の玉露を飲んでからだ。

1杯目はあきらかに今まで飲んだ緑茶とは違う、うまみが凝縮した何か別の

飲み物のように思えた。

2、3杯目は自分で湯さましにお湯をいれてから自分でお湯を注ぐ、

至らない自分のためか2杯目以降はいつもの緑茶だったがこの後がスゴイ。

最後は酢味噌にあえて葉まで食べてしまう。

なんて素晴らしいのだ! 紅茶にしろコーヒーにしろ最後は食べて綺麗さっぱり

ゴミが出ないなんてこんな素晴らしいお茶はないのではなかろうか。。。。

で、今朝は普通の煎茶。。。

午前中の柔らかな日差しを斜めから浴びて茶器から注がれる緑とほのかに

あがる湯気をまるでなにか絵画のように見つめていた。

至福のひと時であった。

ふと、思った。。。。何が素適だったのか。

この季節周りは立ち枯れた葉や木々で茶色ないしは灰色につつまれている。

なのに、緑茶は、緑色! 葉っぱは皆、役目を果たして親元を離れれば

茶色く枯れてしまうのに緑茶はお茶筒の中でしっかり緑を保っている。

なんと不思議なことなのだろう。改めて考えたらもスゴイことだと感心してしまった。

なんでもクロロフィルとかいう成分がその緑の元のようだけど、そんな理屈よりも

なによりも葉が摘まれて、きざまれて、尚も緑色とはなんとスゴイことだ。

こんな不思議な現象になんで今まで気が付かなかったのだろう。もったいない。

当たり前のことなのに何かスゴイ発見を人知れず見つけたようで。。。。

あ~冬だからこそこの素晴らしさが余計に身に染みたのかな。

あれ? そういえば気持ち、喉の痛みも和らいだような。。。。。。

気のせいでもうれしい。