千曲川のスケッチ(タイトルだけパクリ)

先週金曜は、長野で仕事関連の懇親会。

懇親会の場所は、信州 上山田温泉 笹屋ホテル

まー贅沢、こちらのホテルはこの温泉街では老舗のようです。

豊年虫と言われる建築物があるそうですが、これは遠藤 新さん?といったでしょうか?有名な建築家が設計したとかで登録有形文化財になっているそうで、今でも宿泊できるそうです。このホテルは志賀直哉が昭和3年頃逗留し、豊年虫(かげろう)という小説を書いたそうで、そこからその名前をとったそうです。昭和7年建築とあります。そこに泊まった?まさか、食事はそこでも泊まったのは近くのビジネスホテルです。(でも流石温泉街にあるホテル、ビジネスホテルなのにかけ流しの温泉がちゃんとあるのが素適!)

 

翌朝。。。今日は土曜日。。散策をしませう。

二日酔いで辛い頭をかかえながら温泉街を散歩。。。朝の空気が素晴らしい。息を吸うと、冷たい空気が鼻を刺激します。。。。2キロほど離れたところに高さ3mもある木製の十一面観音があるとこのことで行ってみましたが残念ながら開帳?していなく拝むことはできませんでした。。。でも、いいです。冬の信濃の午前の空気で気分爽快になってきました。そこから引き返して駅に向かうことに。。

温泉街を抜けるとひっそりと道端に鎮座している大きな。。ヌ?なに?        エンジンがありました。 ↓

ヤンマーのヂィーゼルエンジンです。写真では大きさわかりませんよね?多分、高さは2mくらいあります。こんなに大きいのに50馬力だそうです。相当なトルクなのでしょうか。。。上山田の街は実は千曲川のほとりにあるといってもいい場所。川の増水のたびにこのエンジンが大活躍し街を水害から守ってきたそうです。(今は置いてあるだけ)

みて、これプッシュロッド剥き出しで、こいつがメカニカルな音を出してブンブン動いていたのでしょう。

 

ぶらぶら歩いて大正橋を渡ります。往年の頃の写真をどこかのサイトで見ましたが木製の有料橋だったそうです。今はがっちり鉄橋ですけど。。。。その大正橋にこんなものが装飾されています。陶器製ですかね?この橋を通る人に大正ロマンを感じさせるものがあります。

これ↓

”宵の月 ほろほろ河原 恋の姿の月見草

湯の街戸倉 噂末ひろ 上山田”

と、書いてあるそうでなんだか艶っぽい内容なのかな~、到底私には深いところまで理解することはできませんわ。。。

橋を渡るとすぐ戸倉駅です。でも、その前にお腹が減りました。。。。信州 更級の地、やはりお蕎麦でしょう~。往来の激しいR18号線沿いにこんな素敵なお店がありました。

見ての通り本業は酒蔵ですが、ここの中でカフェやお蕎麦を堪能できるのです、中は素適でした。写真は勝手にとってはいけないような気がしてありません。中もドンと和です。だってお店の名前は”萱”ですから、その名の通り萱葺き屋根ですヨ。大通に面しているのがちょっと残念なくらい。。。 お蕎麦。。おいしかった~、なんでもちゃんと信州産の地粉を使っているそうです。それだけでも幸せなのになんと1000円! ニ八と十割が同時に堪能できるセットもこの値段!(限定数あり) おしな書きには最初はつゆをつけず、お塩をかけて蕎麦を食べてみてくださいとあります。本わさびも付いていて蕎麦ができあがるまではおろし金でわさびをすってまっています。わ~、なんともオツな演出ですわ。。あ~満足。。。久しぶりにちゃんとした蕎麦をいただいたわ・・(駅のおばちゃんが数秒で上げるおソバも嫌いではないですけど。。。。)

あ、そうだった。話は前後したが途中立ち寄り湯の”湯本亀乃湯”だったかな?そこの露天風呂で野外露出してきました。あは。。