常識とはなんだ!(青春とはなんだ!風に叫びながらお願いします)

またまた自転車で。。。

市内をブラブラ。。。

なぜか外で読書をしたくなるときがある。

元来私は本を読むのが苦手。。。

家で読んでいるとすぐ眠くなってしまう。。。。。

そう、嫌いなのだ本を読むなんて。でも、だからこそそれを実行したいのだ。自分とは違うものの理解、欲求を理解するために。。。。なんて・

と、いうことで市内にある喫茶店で珈琲などすすりながらどうだろうと考える。しかし、昨今ここ上州でも大手ショップの進出は多く、昔からあった喫茶店はことごとく姿を消している。高校の頃よくいったあの店も当然今はない。(高校生がたばこを堂々と吸える空間は当時でもあまりなかったけれど。。。)隣の前橋市などは先週行った限りでは結構残っていたりするのだが。。。。私は、スター〇ックスとかタリ〇ズとかそういったところはどうも落ち着かないのです。最近Cafeとかと言われているところもどうも子供じみていて行く気がしない(年齢にあわない) あ、思い出した。橋のすぐ袂に以前に一世を風靡したあの大手珈琲ショップがあったなと。。。ちょっと私が求めている雰囲気とは違うが仕方がない。。。。

上州のど真ん中になぜかクルーザー。それが目印のここ。

あ~、あったあった、ここ。すくなくとも三十年前くらい前からあったような。。。。他の場所にもこのチェーン店はいくつがあったが自分の知っている限り今あるのはここだけ。今はどうだろう? 

入って数秒。この店が今もしっかりここにある(目立たたないのですが)のが理解できた。    午前10時、時間は中途半端。でも店内には数名の方がいらっしゃる。それも全員わたしより年齢層が高い、マスターも(女性)たぶん。。  店内の真ん中で堂々と新聞を広げている方、隅ではあるが4人席を一人で座りなにか資料を広げて調べ物をしている方、皆、思い思いのスタイルでこの空間を広々と利用している。                                     そしてここにいる方に共通点している点が一つ。 全員がたばこを吸っている!そして禁煙席は端の方にちょこんととって付けたようにつまらなそうな顔している。。。  

つまり、この店は喫煙席が8割、禁煙席が2割。喫煙する方のオアシスになっているのです。   なるほど!私は今は残念ながら煙草を吸わなくなってしまった(あのスタイルは好き、匂いも好き!なのに体がもう受け付けてくれないの!)のですが、ここにいる方々の気持ちはよくわかるような。。インドアで堂々と煙草を吸える空間は今や公の場所ではあまり見受けない。たとえたばこが吸える空間があっても狭い空間に押し込められて皆キュウキュウしながらまるでせかされて、さらに加速して体に悪そうな空間しか存在しない。  でも、ここは違う、昭和のあの本来の喫茶店があるじゃないか!Cafeなどどしゃれたつもりで個性的であろうとおもいながら実はどこでも見受けられるようなものばかりの店とは違う。 生き残るため?形じゃない、雰囲気じゃない、わずかながら残ったそれらを求めるユーザーのために存在しているのだ。                わたしオシャレでしょう?素適でしょう、ほら憧れな~、ほめてみな~、オーナーのセンスは素適よ~という店側のエゴはそこにはない。 と勝手に解釈して、私はおずおずと隅の禁煙席に座る。ここに座ると虐げられているという実感を禁煙者でも味わえるのです。              そんなとても貴重な空間になっています。                                    バックから取り出した”デンマルク国の話”はここで読み終えた。珈琲もモーニングのホットドックもおいしくいただきました。                                             昔当たり前が今は当たり前じゃない、でも今でもここではそれが当たり前、常識なのです。 少しうれしい気がしたのは何故だろう・