上州の逆さ富士か。。ところで大正時代の方がインフラ整っていたんじゃないか?
折りたたみ自転車をバスに持ち込み榛名湖へ。 上州に住んでいる人はあまりバスに乗らないかもしれない。 でも、鉄道があまり復旧していないこの地域では重要な足だ。 たまには乗合バスに乗ってみるのもいいだろうと何年かぶりに乗車してみた。 車内は私よりも年配の方がほとんど、この方たちは榛名登山に行くのだろう、そして若い女性もいるがその方は榛名神社にいくのだろうとわかる。(榛名神社は上州でも本当に神様がいるといわれている数少ない神社でパワースポットと知られ週末には周辺道路は渋滞することもしばしば。。。)
少々焦った。バスは空いているだろうと思ったのだけど思いのほか多い。立つほどじゃないけどもし、立つような人がきたら諦めて降りようと思っていた。(折り畳みと言っても混雑時は邪魔です、そのような状況で私は楽しく時間を過ごすことがとてもできません)幸い、榛名神社まで乗り込む人もなく、神社で数名の方が降車したのでホッと胸をなでおろす。。
榛名湖畔の紅葉はまだのようだ。しかし、今日は天気が良い。すがすがしい空気がピンとして気持ちがいい。 榛名富士もこんな感じです。
お~、ガラケーの写メにしてはマシか。 空がまるで絵のように透っている。まだ朝なのでボートの往来もなく湖面も澄んでいる。
特性のサドルバックホルダーにて装着したバックが自慢のわが自転車。。。
湖畔を一周してから伊香保経由で下ることに。。。
寒い、、。。下りは漕がないので風がしみる、、、
伊香保の階段を上まで登ってみた。伊香保の階段は何年か前に下側をこのように幅広く工事してどうだ観光地という雰囲気を醸し出すようになってきた。
そこでうどんを食べようと思ったけど、20分もかかると言われあきらめた。
逆行でわかりにくいが伊香保温泉の石段です。ちょっといくと幅数メートルと細くなり、両側に土産屋や飲食店などところ狭しと並んでいます。(階段を外れると急激に寂しくなるのが今の現状だが。。。、それはそれ伊香保らしさのひなびた感じを醸し出している。) ここ伊香保は徳富蘆花や田山花袋、竹久夢二ほか名だたる文人、芸術家が愛した場所。。。 ロマンがある場所なのです。(今は当時とはずいぶん違うだろうけど、それでも今でも草津とはまた別の雰囲気がいいね。)
階段下の外れにハワイ王国の別邸が復元されて建っている。まあたらしい感じにはなってしまっているが、この感じは素適だ。中に入ると天井の低さ、この窓まどなどがその時代を彷彿させる。いいな~、こんな家に住んでみたい。。。。。(いや、寒いだろうから別荘で。。。)
また、石段を挟んでこのハワイ王国別邸とは逆の場所に有志が大切に保存していたというチンチン電車が展示してある。 この電車は、高崎、前橋、渋川、伊香保を明治から昭和の時代まで走っていたものらしい。
そうなの、ここ上州は鉄道網が少ないけど、大正時代の方がインフラが整っていたんじゃないかというひとつの事実。。自動車の復旧がこれらを消し去ってしまって非常に残念。。。。。
↑当時の写真も掲示してある。
この後、夢二記念館へ行こうとしたが1600円とものすごく高く断念。 水沢うどん760円を食べて帰ってきた。 (昨今幅を利かせている讃岐 丸〇製麺のうどんに慣れてきているとその違いはハッキリ。)
ちなみに高崎駅から榛名湖までは1310円だったか?安中榛名→軽井沢までの新幹線料金よりも高い。 往路をバスで行くとこの倍かかるが、登りに交通機関、下りは自転車というのはかなりお得で、とても有意義な使い方だと自分では今のところ思っている。。