日本で最初にクロソイド曲線を用いた道路が国道17号三国峠だった。

国道17号三国峠。子供の頃からなんどもなんども通っている道路だ。

18号も254号もそうだけど峠には何か不気味な、もの寂しい雰囲気が漂い、朝通るときは気持ちがいいところなのに帰宅時、夜暗い峠道はとても悲しい、そして怖い。 怖いには2つある、ひとつは何か出そうな例の感じです。もう一つは夜間走行するトラックです。私は下りがどうも苦手であまりスピードを出せない(登りもだけどね)。それなものだから後ろからくるトラックはとても怖い。あんな大きい乗り物で普通車と同じ車間距離で詰めてくる。。何かあれば恐らく後ろからつぶされる。。。     と、まあそんなへタレな私とそんな屈強?かもしれない運チャンもお世話になっているのがこのクロソイド曲線だ。      

つい、最近まで知らなかった。 ある日、国道17号を通ったらふと、これを道端に見つけたのだ。場所は三国隧道トンネルの群馬県側あたりの谷側だ。

何かの石碑?こんなもの昔からあったのか??どうやらこの石碑自体はそんなに古いものではないらしい。以下Wikiからの引用です。

クロソイド曲線(クロソイドきょくせん、: clothoid curve)とは緩和曲線の一種。光学の分野においてはコルニュ螺旋としても知られており、古くからオイラー螺旋とも呼ばれている。車でたとえると、ドライバーが車の速度を一定にし、ハンドルを一定の角速度で回して運転したときに車が描く軌跡がクロソイド曲線である。クロソイドの名前はギリシア神話女神クロソに由来するといわれる。

と、まー難しいことが記述してあるがなんでもこのクロソイド曲線を初めて使った道路がこの国道17号三国峠だということです。その記念碑なのよ。

もし、このクロソイド曲線を用いていなければ、あのトラック達はほとんど峠の底に転落しているだろう、そして怖いばかりが峠ではない。峠道で運転するのは実は楽しいものである。あんな風にハンドルを右に左に操作スムーズに運転できると感じるときがあるのは私の未熟な運転技術などではとてもないのはもちろんで、このクロソイド曲線のおかげなのだ。

ありがとう、クロソイドさん?