微かな記憶。。④

世はまさにスーパーカーブームだった。けれど私の当時の年齢では少々興味のない年齢になっていたのかと思う。。 毎日、毎日テレビでとりあげられついにはスーパーカーのエンジン音だけのレコードが売れ、その音で車種がすぐにわかってしまうスーパーカー小僧がテレビでとりあげられていた。。 カウンタックLP400、500、ポルシェ930、BMW2002ターボ(なぜかフェラーリの記憶はうすい。。。)など超メジャーな車などは覚える気がなくても当時テレビを見ていれば勝手に脳裏に焼き付けられた。 近所ではスーパーカーが実際に走っていることを見た記憶はたぶんない。。あ、ロータスヨーロッパは見たか。(一応当時はスーパーカーの仲間ね)友達と駄菓子屋でチェリーを買おうか、ちょっと高いけど7UPを買おうかなんて話をしていると遠くの方からペッタンコの明るいグリーンの車が走ってきた!”あ!ロータスヨーロッパだ!!”思わず叫んだ、その車はわざわざ私達の方へちょっと幅寄せするみたいにアピールしながら走りさって行った。。。カッコイイぞ!!! ドライバーの人も通るたびに子供が指差してやんやと叫んでいたんだろうからきっとそんなことがすっごく嬉しかったのだろうな。。 もちろんカルマンギアなんてスーパーカーの枠外だけど、当時なら知識のない小僧には外車=スーパーカーと思われてもてはやされていたのかも?。。でも、そのとなりにいた真正スーパーカー小僧は、”あれはね~ビートルと同じでーうんぬんかんぬん。。。。”かな。