長年の垢落とし(フューエルポンプ)

今日は休みだというのに朝から雨。。。 再塗装したエンブレムも装着できず。。このままだとボディー側のネジ穴が錆びてしまう。。。 で・す・が・ 私には、こんなときのためにとっておいたお楽しみがあります。 これ↓ フューエルポンプ 以前に取り外すされたフューエルポンプです。 実は、こいつ分解してしばらく放置したままです。 油ギラギラ、汚れビッチリ、グリスベトベト状態でした。 灯油にでも浸けておこうかと思いましたがあいにく使い切ってしまってなかった。。。んで、なんと食器洗浄剤の中に浸してかれこれ二週間です。そろそろ熟成?したころです。サビ、金属に染み入った汚れはムリでしたが油っぽさは落ちてるようです。 ですが、どうせならキレイにオーバーホールしたいですね。 じゃあどーするか?高価な洗浄剤などは面白くありません。 これです↓ サ○ポール 酸が効くー!、おー素晴らしい!家庭にもこんな劇物がちゃんとあります。(もう、売ってないのかと思ったらちゃんと現役でした) 中身の主薬品は塩酸です。中性とかアルカリとかの洗浄剤がはびこっているなかでコイツはしっかり酸性です。しかも塩酸9.5%!結構ハードです。 コイツに錆びたネジなんかをちょっと浸けておくだけでピカピカになります。(サビを落とすのではなく下地から溶かしてしまうのです) ネジが溶けてる! 希釈した液にネジをいれると。。ほれ、このとおり化学反応じゃんじゃんして水素ガス発生中です。 ※良い子はまねしてはいけません※ 水素ガス発生 本体も浸けてしまいます。この泡は化学反応の泡です。 (ちなみにこの溶液に亜鉛とか銅の電極つっこんで通電すれば亜鉛メッキや銅メッキができるのでそれもいずれやってみたいデス) 取り出し 適当なところで取り出して、十分すぎるくらい水洗いして界面活性剤を入れた容器に浸けておきます。(十分に洗浄して塩酸を除去しないとまたたく間に錆びてしまいます) そして最後に乾燥です。 お湯かけて、できあがり? なにこの写真?って。熱湯かけてます。(レンズが曇っていて見難い) 乾燥するのになんでまた濡らすかって?熱湯かけて洗い流しと同時に 洗ってるそのものの温度を上げます。そーするとお湯から取り出したときに温められた本体そのものの温度によってサーッと水気がなくなり乾燥します。(お風呂あがりに肌がカサカサするのと同じね) ちなみにサ○ポール効果は。。。 これ!ネジなんかこのとおり↓ ピカピカネジ サビサビネジもピッカピカ!コマイものは、コイツでやってしまうのが楽チン。 で、ご覧のように新品のようなフューエルポンプキットができあがり。もやはプラモデル感覚?。 フューエルパーツ一覧 今日はここまで。。。 右の袋はダイヤフラムなどパッキン系のリペアパーツです。 このフューエルポンプ組み立ては次のヒマつぶしに。。。組みあがったたら、いざというときの予備でもあるし、しばらくオブジェとなります-笑 ※やりすぎると原型が崩れるかもしれないし、シミができるかもしれないし、  換気して、手袋して、保護めがねしてね。