2輪コースター

先月、自転車を連れ軽井沢まで行ってきた。

そう書くとまるで碓氷峠を自転車で登ったみたいだがそうではない。

私にそんな体力、脚力はない。

なんてことない、折り畳み自転車を新幹線に積み、軽井沢から碓氷峠を下ってきただけ~ヘタレでしょう! しかも新幹線は安中榛名駅から乗りましたので乗車時間たった10分、1270円という安さ。(ちなみに安中榛名駅は新幹線の駅なのに自動車の駐車料金は無料です、車で軽井沢まで行けばガソリンはかかるし、現地で駐車料金取られるし、渋滞にはまればもう、それだけでうんざりだし、こんなリーズナブルな手段はありませんわ!と思っている。 まーその分、駐車場にゲートなどがないから夜間や長時間、大切な愛車を停めておくのはちょっと心配ではある。。。しかも屋根などありませんから、ご参考に。)

さて、朝もやの中、軽井沢にあっという間に到着!(たった10分なのでもし混雑して座れなくてもちっとも苦になりませんのよ) まだ、人がまばらな旧軽井沢のメイン通りをブラブラと走る。。  数件、モーニングをやっているお店がある。最近ここらではちょっとブームなのだろうか?うん、これはいいかも!朝食食べるのをちょいっと我慢して軽井沢でモーニングをいただくなんてちょっといいわ。(安中榛名駅からの始発が8:00と遅い)

一応、MYプランがあったのでそれに準ずる。  処々の別荘を見て回る。文豪、有名なお方の古い別荘を眺める。なかなか風情があっていい。でも、人の御家なのであまりじろじろ見てはいられないけど。。。次は愛宕山に登る。 ここは軽井沢の中でも別荘が建ったのは初期の頃とのことでどんなところだか一度行ってみたかった。 浩宮様が最初に登った山がこの愛宕山だとか、初期のころの宣教師の別荘があったのもここだとか、山にあるオルガンロックという岩や芥川龍之介なども訪れたとか、まーそんなロマンと気を感じに。。(もちろん自転車は置いて歩きです) 

その後、大隈重信の別荘があったという通りを抜けて、中軽井沢へ行き、石の教会へ到着。  内村鑑三の息吹を感じようという作戦だ。

石の教会でなんだか崇高な、気高い志のある人間にでもなった気分で中軽井沢のしっとり冷たい空気の中、ころころと再び、自転車に乗り、中軽井沢の図書館へ。

軽井沢の歴史を調査しようとしたが生憎、木曜日だったため休館日でした。残念。

そのまま軽井沢を抜け、旧碓氷峠を降りた。(ゆっくりだったので1時間かかりました~。とても楽しかったデスよ)タイトルの2輪コースターとはこれのこと。

横川手前の碓氷峠関所跡に行き、資料を見せてもらったり、ボランティアガイドの方にそれはそれは楽しい当時のお話し聞かせてもらったり、横川駅前にあるおぎのや資料館を見学したり、まー充実した1270円の使い方。(だと思っている。。。)あ、丸山変電所跡にも初めていきました。綺麗になる前に来たかったな。。。(ちなにみ自転車で通るのは不可です)

峠を下りても高崎までの工程はゆるやかな下りなのでこれまた楽ちん楽ちんなのです。トップギヤでスイスイです。(安中榛名駅に車を停める場合は、最後の工程に登りがあるのでちょっと辛い、自転車で安中榛名に行く場合は裏の406号側から行っても、どちらも登りがあるのでそこはちょっと難点ですが、最後の工程が登りだと厳しいので高崎から自転車で安中榛名駅まで行ってしまったほうが後で楽かな。。。もっと楽ちんしたければ車で安中榛名まで行き、帰りは磯部駅まで下って、そこからバスに乗って安中榛名駅に行くという手段もある―確か300円かそこらだと思ったけど?) これが一番、折り畳み自転車らしい活用かな。。。             

充実した1日だった。