これがヴィンテージの証だ!!

恐れていたことが発覚。 足廻りです。 ヴィンテージワーゲンのフロントアクスル廻りはキングピンと呼ばれているタイプで高年式のボールジョイントタイプにくらべ明らかにプアな構造です。子供のころ作ったプラモデルのフロントそのまんまで T字型したアクスルの上下をピンで留めてあるようなタイプです。 フツーに考えてもガタが生じやすい感じです。 けれど小生は高年式カルマンのメーターまわりが以前乗っていたMINIのセンターメーターに似ているからもうアキタなどとほざいてそれだけの理由で66年式以前のカルマンを探していました。 購入前に店の方から普段乗るなら高年式の方が絶対いいって、初心者はやたら古いのを乗りたがるけどそれなりの理由があるんだよ。って言われたのを押し切って今のカルマンを購入したときのことを思い出します。。。。 キテました、やっぱり。。。昨日、小生のカルマンはエンジン音より走行音の方がうるさいと記述しましたが、どーも気になったんで帰宅途中のコンビニでフロントタイヤを上下にゆすってみました。。。 そしたら。。。案の定、フロント左のタイヤがちょっぴりガタガタします。。。あーキテル。。今日は早めに引き上げたんで一杯やろうかと思っていたのに。。。 帰宅早々、フロントをジャッキアップして左右のタイヤをゆすってみました。すると、左スピンドルの下側が2mm程動いてしまいます。 試しに右側もやってみたら0.5mm?程ガタがあります。おまけにタイヤを手で回したら左タイヤだけ明らかに”ゴーっ”て音がしてベアリングか軸が痛んでいるのがヒシヒシ伝わってきます。 こりゃもーヤバイですね。早急に修理せんと大変なことになりそうです。今日はもう遅いんでスピンドル受け部のグリスアップとC-クリップ?(センターキャップ)を外してみました。 ベアリングのガタは当然なのですけど外してみて面白いなと思ったことがある。 ドラムを止めているのはなんとダブルナットですヨ。左側のアクスルは逆ネジなので走行中に外れることはないでしょうけどゆるむことはフツーにありそうです。現にこのナットはスパナで簡単に回ってしまいました。これがすっぽ抜けたらタイヤごとはずれちゃうんですよ! しかも。。。 スピードメーターってどこから回転とっていると思ったらスピンドルの軸の中心に穴が空いていてそこにスピードメーターのインナーワイヤー突っ込んであるんです。これは小学校のころ憧れた自転車のスピードメーターみたいなもんです。。。。(全然違うけどイメージです) 単純というか安易といかキケンそうなことが沢山発見できます。 これがヴィンテージの証ってとこ? 文字ばっかですみません、夜だし、必死だったので写真がありません。でもこれが今日を物語っています。↓ yubi サラリーマンの爪が職人のようになってマス。。(爪にグリスが。。)