またくもりに

前回の記述も曇の日だったな。

目下、休日になるとやることが沢山あって、どうに処置していいかわからなくなるほど。週2日の休みではどうにもならないほどに。

あれこれと色んなものを収集して終止が付かない状態なのである。

どれもこれも小さいこと、小さいものばかりにね。

そんな小さい物ばかり収集するのは、小さいものが好きだからに他ならない。たぶん、心も小さいのだろう。

小さいけれど、ちゃんとしているモノ。それをコンセプトに収集している。ま、そういう趣味なのだ。 なぜ小さいもの? それは一つに安い物が多い、そして沢山集めても場所をとらない。でも、中身はホンモノ。それが自分にはそそるらしい。

天気が良い日は良い日で自転車にでも乗って出かけたくなってしまうし、夜は夜で酒が恋しくなってしまう。そうなると休日の曇しかそれらを愛でるときがない。他愛もない収集品のホコリを払ったり、メンテナンスしたり、置き場所を替えてみたり、日々ため込んである文庫本を読んでみたりと曇になるとやることに事欠かないという状況でなんとも呑気な話です。

今朝も、六時に目が覚めて無性に読みたくなった文庫本を午前中に片づけた。

なぜか山口洋子さんの軽井沢夫人であった。

きっと、軽井沢の空気を吸いたくて満喫したくて仕方ないので本の世界にもぐり込んでこっそりしたかったのだと思う。

さてさて、あれやこれや。あと何年かかっても終わりそうもないことをひとつひとつ片づけるくもりのシュウマツなのであった。