リヒトミューレ
ラジヲメーターともいう。
イギリスの物理学者 ウイリアムクルックスさんが発見したそうな。
光が物理的に羽に当たって回ると思っている人がいるそうだけれども(僕もその一人!)ガラス玉の中には希薄なガスがあって、その中の羽は片側が鏡のようになって、反対側が黒くなっている。光(赤外線)があたると鏡面側と黒い面側とで分子の運動量に差が生じることによって回転運動が起こるというものらしい。
動力がいらないというのが何より素晴らしいではないですか。
アロマポットの淡い光でゆっくり回るさまを、ウヰスキー片手に読書する傍ら、たまにこれに目をやり、うっとりしているのです。これを作ったドイツの職人さんに感謝しますわ。