ルノー4考察② 乗ってみなきゃわからんかったこと 自動ドアじゃん??

キャトルがキャトルであるゆえん、それはフランス車であること。後半はいくつもの国で作られていたようだけど、基本、フランス車である。                   むか~し聞いた話ではフランスは石畳みの道路が多いのでボコボコな路面が多く、それに対応したサスペンションの合わせ込みになっているとか?、 うん、2CVとかまさにそうなのかな~、で、キャトルもそんな感じを思わせた。                 フロントサス機構は、ダブルウイッシュボーンなのね。それでもってフロントのサスはスプリングではなく、運転席下にまで縦にとても長~いトーションバーが設置してあるというとても独特な機構、うん、なかなか心をくすぐるギミックなのだね。後輪のサスの件は色んなところで掲載されているので省きますが、 ま、なんて言うのか、ここだけは譲らないという拘り、頑固さがきちんとあるところがとても好ましい。

細いタイヤもいいね。時代を先取りですよ

実際に乗ってみてもそうだった。 昨今の峠道などはわざとボコボコにしてライダーが走りにくくしている道があるけれど、そういった細かな凹凸はポコポコとこぎみよい音を立ててタイヤが上下に頑張ってくれていてタイヤのムチムチしたゴムの音が聞こえてくるくらいだった。わざと、ボコボコした道を通りたくなるようなそんな、衝動に駆られてしまう。。

そしてあれ?と思ったのがドアね。このことはあまり世間では書かれていないけど?

このドアね、少し斜めに設置してあるの。。蝶番が、というのではなくボディーが下部から上部に渡って少し細くシェイプしてあるのでドアを開けるときは軽いハズなのにやや重みを感じ、そして車から降りた後はただ手を放すだけでドアは勝手に閉まってくれるのだ。これは意図して作ったのだろうか?なかなか独特な機構だと思った。        つまりキャトルのドアはだらしなく開けっ放しにできないのだ。           これを知らない人がキャトルに同乗して降りるとき、無用にドアを力で閉めようとするから必要以上にバタン!!と大きな恥ずかしい音を立ててしまう。           キャトルから降りたらドアには力を入れず、そっと手を放せばいいだけなのだ。なんて大人な機構なのだろうか? 半ドアになることもなく、きちっと閉まってくれるもエライ。

一方で、車内を掃除しようとか思うときは、つっかえ棒をしないとドアは開けっ放しにならないのでちょいと面倒だと思うけれども。。。

ほら、ボデイーの下部より上部の方が細いでしょ、これ、車として普通だけど、ドアをその角度で設置してあるようで、だからドアの重みで勝手に閉まるのヨ。