処理しきれないモドカシサ

気持ちの良い日が多い。花粉もおさまりホント1年の中でこんな素晴らしい月はない、などど思うことが多い。。

そんな折、かなり昔からうある橋向こうのカツどん屋へ昼飯を食いにいった。それより手前にある赤い看板の古びた食堂に入ろうと思ったが定食が750円と思いのほど高く断念、こっちにした。でもこっちはかなりの人気店で混んでいるのがあまり好きじゃない。。時間は11:30ちょい過ぎ、少し早かったのが良かったか運よく席が一つ、空いていた。卵かけで450円だったろうか?以前、と言っても10年以上前か?その時は350円だったような?昨今は大手の牛丼屋で280円なのでそれほどびっくりすることもないがカツどんで450円(卵なしが400円)、個人経営の老舗で今も大繁盛なのは凄いわ。。。食事中も電話が何度も鳴り、満席かつ、予約注文のお客さんがひっきりなしに出入りする。。。。。でも。。おいしかった、やっぱ良いいねこの値段でこの味ならね。

腹を満たしてから、そらよっと、田町通りでやっている骨董市にでもいこうかとしたとき、隣りのお店の前に適当?に置いてあるにワゴンが目に入った。見ると中は太陽にさらされ色あせたような古本ばかりだった。ふと見上げると古本〇〇とある。あ、そういえばここ本屋だった、子供の頃からここの近くを通ることはあったけど正真正銘?の古本屋に入ったことがなかったのでちょっと勇気がいたけれど中に入ってみた。 ほんの一画だったが色あせた表紙ばかりの文庫本(基本、買うのは文庫本です!安いし、出張の時にポッケに忍ばせておくとなんとも贅沢な気分になる)が陳列してある場所があった。 あ、室生犀星のあの本がある。あ、佐藤春夫のもある、あれも、これも、あ、これもいい。などと値段が値段だけについ買ってしまう。(大体は100円~300円)。。。そんなこんなで小生の枕元にはまだ読みもしないまたいつ読めるかもしれない本がどんどん増えていく。 こうやってパソコンに向かってもとつい何ぞやの文豪あれこれと繋がって読んでみたい本が芋ヅル式にどんどん出てくる。。。。。でも、、だ、、、追いつかないのです、購読力?の乏しい小生は本を買うばかりで読むのがちっとも追いつかないのです。 あー吸収したい、もっと沢山いろんなことを吸収したい。これまで生きてきて知らないことが沢山ありすぎて勿体ない、水を絞ったスポンジのようにいっきに吸収したい、その思いはあるのにかの文豪の並べた活字を理解しようとするだけでそろりと上から瞼がおちてくるのです。。。。。。