いまさらジョナサン

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ジョナサンと倉吉

おいおい、今更?

そうですよ、だって本を読むのが嫌いでしたから。

嫌いなものがあるといいですね、それがあまり嫌いじゃなくなったときに何か新しい発見でもしたみたいに。

そう、大っ嫌いなトマトが、なんて美味しいのだと思ったときみたいに。

 

作者のリチャードバッグは飛行家らしい。それゆえ、カモメが宙返りするとか、逆宙返りするとか、8ポイントロール?に挑戦しようとしているところなど、飛行機好きならなるほどと思うエピソードが散りばめられている。薄い文庫本は、今日買ったばかりなのにもう読み終えてしまった。内容はアニメチックな展開でジャンプを読んでいるようだった。

そうですね、鳥も好きです。 小学校のころから生まれ変わるならトンビになりたいと思っていた。トンビは死肉を食べると知ってからは、やっぱり新鮮な魚を食べるサギがいいな思うこともあったけど、大岡昇平の野火を読んでからやっぱりトンビでいいと思うようになった、

生きるために動物であろうと植物であろうと生きているものを食べてはいけないと、いうようなセリフだった思うが、そのあたりからしてトンビはなんて神聖な生き物だろうと思うにいたる。 最近では人が食べるサンドイッチを盗みとるみたいだけど。

 

倉吉は、先日コンビニで売っていたので買ってしまった、しばらく前まで山崎とか白州とかのノンエイジボトルが売っていたのに最近はとんと見なくなって(それでもまだたまに見かけるとつい、買ってしまう。。) 寂しくなったところでこういうのがあるとつい手がのびる。だってモルトなんだもんコレ。その前は熊鷹?だったかピートの効いたものを飲んでいたのだったけど、これは、さわやか。まるで麦ーってだけで食パンを食べているようで、これはこれでいいのだと思った。 そのもっと前は、高崎発のウヰスキーゴールドカップをしばらく飲んでいたけれど、今になって思うと私には割りとおいしいものであったなと、今になって思う。 わずかなピート感が、家飲みには好ましかった。 家のみでアードベックなど飲んでしまうと、舌が馬鹿?になってしまいそうで心配だけど、そいう点から鑑みてこの倉吉は家飲み用に良いように思えますがいかがですかな?

 

 

林住期

五木寛之の著書に林住期なるタイトルの本があるが、それはヒンドゥーの教えである。 なんて、さっき読んでいた本からの受け売りだけど、 人は学生期、家住期、を経て50歳から75歳までは、林住期を迎えるという。 75歳以降は遊行期ということだそうだが。。。 林の中に住まうか(実際は、そういうことじゃないみたいだけど)。。。いいだろう。それも、しかし、そこに至るまでまだまだ準備が足らない。 だいたい、僕がブログを綴るときは、お酒を飲んでいる。楽しい、楽しい時間だが、ガンジー曰くそれはとっても俗なことだと。 お酒に限らず、おしいものを食べるという行為そのものが欲されているものなので嗜欲を制御せねばならないと。。(シヨク) おいしいものを食べるという行為は、確かに自欲を満たすもので何かイケないものであるとは、言われればそうなのか~と思うけど、まず、今の私には無理だ。。。しかし、テレビ等でいまだ繰り返されている馬鹿げた大食い番組をみていると、シヨクについて声を大にして言いたくなるのは、なんて身勝手なことか。。 しかし、もう、準備しなければならない気がする。 林住期は、自分のためだけじゃないと悟るために。  なんて。。。

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Flip up glasses


熊本にD-Eyeというお店がある。

実に良心的なお店だ。

 

昨今の状況で、何か頭の回路がショートしたのか、無性にフリップアップグラスが欲しくなった。以前にも紹介したことがあるが、僕はすでにフリップアップのシニアグラスを持っている。わざわざ銀座まで行って購入したものだ。(同じものでも、銀座で買うということが大切だった??)

最初は、アップしたときのレンズの重さが気になったり、レンズが視界に入ってくるなど気になることはあったが、慣れてくるとこの上なく便利なもので、もはや手放すことのできない自分アイテムのひとつになっている。

フリップアップグラスは、数千円程度でも購入することができるけど、やっぱり日本製、鯖江のものがイイ。

自分の知っている範囲だと、ブランド名としては、ボストンクラブ、イエロープラスなどがあるが、つい先日、もうひとつフリップアップグラスが欲しく、市内のお店にTELしてみると、とても人気ですでに在庫はないという。

もうひとつのお店、コボリさんへ行ってみると、別ブランドでステディイというブランドがあって、フリップしたときのカチッと感が、今もっているイエロープラスのものよりもシャキッとしている。デザインも自分にお似合い?だった。

しかし、生憎好みの色がなくて、同じブランドのものを自分で探しまくることに至った。 数件検索してヒットしたのが熊本のD-Eyeさんだった。

とても対応が早く、しかも対応が丁寧で久しぶりに大変気持ちの良い買いもができたので感謝している。関東にはちょっとない、なにか暖かいものを感じたのだ。ありがとう! D-Eyeさん。

ところで肝心のフレームだが

在庫であったのは、黒とクリアのハーフでなんともシブイ色合いで一発で気に行った次第であった。税込送料無料で30,500円と良心的。

さて、フレームは熊本から、そしてレンズはコボリさんへお願いすることにした。

今回は、サングラスとして!

サングラスを自分好みでレンズからセレクトするのは初めてだったが、いいですね~、

自分好みのフレームに自分好みのレンズで仕上げるって。

下の写真の右の〇のが、カット前のレンズなのね。

初めて見ました。 カタログやら、在庫の実物やら選んでカスタマイズするサングラスって楽しかったな~。

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レンズ
左がイエロープラス、そして右が今回レンズを入れたステディイのサングラスだ。
マスクしている状況でいくらおしゃれしたって台無しではあるが、フリップアップグラスは、構造上やや目から離れるのでマスクをしてもくもり難いのが特徴で、今のご時世にぴったりですよ。
サングラスの方は、始終かけて、夜になってもアップしてそのままね。

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フリップ

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ダウン

一番好きな季節

オープントップを後ろまで全部開けて

 

まだ起きたばかりの朝日に挨拶してみた

 

おはようって言ってみたけど、

 

彼はこっちをみているばかり。

 

わかってるって、

 

沈黙はなんとってやつだろう?

 

いつもより、ちょっと遠くへ行ってしまったのは

 

致し方ないことだね。

 

君のせいだよ。

 

あんまりにも素晴らしいから。

 

 

黒い雨

僕はいつしか、文庫本を集めるのが趣味になっていたようだ。

文庫の良いところは、小さいこと、そして比較的安いこと、そして、文庫本になったということは、そこそこ売れた本であるに違いないからどんな内容かわからないものであっても、多分、そこそこの筈であろうと勝手に思っている。

今時、紙の本?というのもあるけど、文庫本を買う際は、なるべく新品は、買わず中古を買うことにしている。

安い、というのもあるが、年月が経過して茶色くなったあの紙の質感が好きなのである。 また、誰が読んだのだろう?とromanに似た感傷を、その数百円の文庫本から受けている。

 

戦前、或いは終戦前後の記述のあるものに何かひかれるものがある、それは、今よりずーっと苦しい時代を生き抜いた人たちの息吹を感じられ、生きる勇気のようなものをそれは僕に与えてくれるからだ。 いかに自分が小さい存在であるか、そして、生きるとか、死んでしまうとか、そんなことがフツーになって受け入れることができるのです。 もちろん、不安ですし、怖くてたまりませんよ。 実際。

けれども、これらの本に記述されている内容からすると、今なんてホントに些細なことにさえ思えることもあるのです。

それが、例えば、この黒い雨、 井伏鱒二 著です。

 

広島には、出張で一度だけ訪れたことがある。僕の住んでいるところに比べたら遥かに都会なのに、なにか暖かいものを広島には感じたのを覚えている。

明らかによそ者のであったためであろうし、広島というところは、沢山の観光客が訪れているところなので、よそ者にやさしくしてくれるのかもしれない。 私がダイソーで買った(広島が本拠地だけあって、品揃いがスゴイ!)手袋を落としてしまったことがあったが、百メートルも後ろから手袋落としはりましたやろ ? みたいなことを言って僕の手袋を拾ってくれたのだ。

また、路面電車の乗り方がわからない僕のようなものに、若いサラリーマン風の方は、笑顔でやさしく教えてくれた。

いいところだ。と、そのほんの小さいなことで広島というところが大好きになったのであった。

そして今、この小説を読みながら、これら悲惨な体験をされたからこそ、何が大切なのか教え、教えられ育ってきた方たちだからなのだろうなと思っている次第です。

 

 

追憶と憧れの日

たまにひっぱり出して眺める。

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COXの仲間たち

カワイイ♡ 不思議だ、何故かこれらを眺めていると落ち着く、というか癒される。

手前のPeewee02は、当時 2600円とかそんなものだったと記憶している、

Peewee049が2160円で。。

この中で当時、実際に購入したのPeewee02だけ。

Uコンで飛ばしたがラジコンでは制作したものの飛行までは至らず。

どちらかというと飛ばすと、いう行為よりも作る方が楽しかったのかも知れないな。

 

これらを眺めながら一杯できるのだ、ホントに、お酒がウマイの。ただ、ただ、ボーと

眺めいるだけ。。

そして、色んな思い出が浮かびあがってくる。

フロントキャブの付いたTeedeeシリーズで唯一、当時目にしたことがあるのが、一番右の051だけ。

これは、サワダ模型には売っていなかったけど、なんとあのト〇ーのオヤジが私を

ラジコン仲間の集まる場所まで私を車で連れて行ってくれたときに目にしたことがある。

思い起こせばあればマークⅡクーペだったかも知れないな、その車の後ろの席に私をのせて日曜日に連れていってくれたのだ。 オーバーヘッドカセットの調子が悪いのを気にしながら。。。

当時ト〇ーで、買い物をした記憶はあまりない。ただ、バッテリーの充電を仕方なくしてもらった程度

(サワダ模型では、補充液を入れてもらって50円。でもサワダ模型が休みのときは、しかたなくト〇ーで充電してもらう。補充液はつかなく100円とられるので、おかあさんに泣きながら訴えた記憶がある。。。)ではあるが、なーんにも買わないのに模型屋さんだけはあしげく通っていたからだろう。どんな流れでそうなったのかわからない。多分、私がラジコンをやりたい!といって、カモだと思われたのかもしれないな。

場所は、少林山前の小さな空地。近くにはなんと信越線が走っている。

今ではとんと信じられない光景だ。

そんな狭い空地でいい歳したおっさんたちが集まってラジコンを飛ばしていた。

その仲間の一人でブルーメタリックのフィルムが奇麗に貼ってあるハーフサイズの

パイロンレーサーに搭載されていたのがこの051エンジンだ!

はじめてみるパイロンレーサー、速かったなー、薄っぺらな翼、シャープな旋回、気持ちがスーっとするようなキレイな直線をひいて、すぐ目の前を通過した飛行機があっというまに粒になって90度曲がってからキュルっと旋回する。

か、カッコイイ! なんてかっこいいんだと思った。

そしてそのオジサンの操縦ミスで危うく私にぶつかりそうになって一同、わっとなったのでとても覚えている。

ワクワクした。 ト〇ーのおっさんのカウルもつけない冴えない25エンジンの飛行はつまらなかったけど。。ドープ塗りの白ボディーに翼は半透明の黄色いフィルム貼り・・

あんなこと、こんなこと、思い出っていいですね。今、こんなときだからこそ、何んも考えることなくただ無垢であったあのころがとても懐かしい。

 

 

やがてデザーカーに

あれが、こーになる。

ホウキみたいのでエンジンOFFするところは時代が移り変わってもそのまま。

ワイパーみたいだね。

https://www.youtube.com/watch?v=cEocgbNdMNM
https://www.youtube.com/watch?v=_JJi2tm2u9A
https://www.youtube.com/watch?v=42IaRZmmr3k

COXの歴史も最初はこれみたいだね。

 

https://aucfree.com/items/q242664347

 

日本でも頑張ったみたいだね。

あー、懐かしい フジの099もこんなのがあんなのがあったとは。。